4年生前期の半年(実質5ヶ月弱)が始まり,約1ヶ月が過ぎました。
午前は朝から2コマ授業で,午後は実習という毎日です。
空きコマは週に2コマありますが,1コマは祝日などでの休講の埋め合わせに使うための補講枠なので実質授業があります。
実習が早く終わることもままありますが,ほぼ平日フルタイム労働より少し短いぐらいの拘束時間です。
大学生というと遊び呆けているイメージですが,理系,特に医系ともなるとそうでもないのが実情です。
とはいえ,遅くても16時すぎには終わるということは,残業なしホワイト正社員以下ですから,普通の体力なら余裕綽々の楽々生活だと思います。
今期は課題やレポートのようなものが少ないので持ち帰りの作業も控え目です。
ただ,楽というのは”普通の体力”があると仮定した話ですから,私は辛いという趣旨の話です。
正直,私は大学に通うだけでギリギリです。
帰宅するとおよそ疲れて動けないぐらいで,家事や仕事が停滞します。
仕事は限界まで減らしておいたのでなんとかなっていますが…
とにかく,体力が人並みよりずっと低いことを実感します。
家族性地中海熱のせいか,薬のせいか,入院の際に弱った分がまだ戻らないだけか,ただの加齢や思い込みか…
一体何が原因かわかりません。
家族性地中海熱に関しては,幸いなことに,熱や腹痛,ぶっ倒れることは今のところありません。
薬に関してはやはりお腹が緩くなりやすいので食事に気を使います。
脂肪分の少ない無添加な食事を心がけていれば調子は良いです。
私の家族性地中海熱は,感染や怪我を少しでもするとこの病気によって増強されることがあり,発熱や腹痛が加わり治りも悪くなって,最悪入院する羽目になるのが面倒な病気です。
というわけで,今期の授業での感染リスクについて,各科目の先生方と話したところ,意外にも食品衛生学の実習が最もリスキーだと知りました。
食中毒の原因菌を培養するので,取り扱いを間違える生徒がいれば病原体と接触することもあるかもしれない。とのことで,リスクのある回だけ避難させてくれることになりました。
産業動物については牛での実習がありますが,病気の牛と触れるわけではないようで,感染リスクは少ないとのことでした。
ただ,病気の子牛から寄生虫やウイルスをもらってしまう事故があるので,来期以降に診察の実習が始まったら要注意とのことでした。
怪我のリスクでいうと,犬猫を使う実習では凶暴な子を使わないのでおよそ安全だと思いました。
よって,今期の実習ではそれほど不都合はないようで,安心して参加できています。
体力的な問題は辛いですが,先生方が気を遣ってくださるので安心して実習に参加できています。
家族性地中海熱とは死ぬまで共に過ごすわけなので,病気と折り合いをつけて生活することができるように,自分の身体と向き合っていきたいと思います。
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